訪問看護と訪問介護の違い①年齢②資格③サービス
お知らせ
宇部市の訪問看護ステーションきみかげナースです。
私達は、利用者様の主治医から指示を受けて【保険内ケア】もしくは、利用者様からの直接のご依頼【保険外ケア】のいずれかにより『訪問看護』のサービスを提供しております。
訪問看護(ほうもんかんご)と訪問介護(ほうもんかいご)は、名前やサービス内容に似ている部分があり混乱しがちです。『違いがわからない』と言う声もよく聞かれますので、その違いについてまとめました。
訪問看護とは、、、
看護師や理学療法士などが、利用者様のお宅に訪問し、病気や障害に応じたケアを行います。
※保険内でのご利用の場合は、主治医から訪問看護が必要であるという指示(訪問看護師指示書)が出た方へのサービスとなります。保険外(自費)での場合は、訪問看護ステーションにより、内容がさまざまですので、直接きみかげナースまでご相談ください。
訪問介護とは、、、
訪問介護員(ホームヘルパー)が、利用者様のお宅に訪問し、身体援助や生活援助を行います。
※主治医の指示は不用です。病院にかかっていない方も要介護認定を受けていれば利用できるサービスです。
①受ける人の年齢の違い
【訪問看護】
子供から高齢者まで。年齢を問わず必要な方は誰でもサービスを受けることができます。
【訪問介護】
介護保険が利用できる年齢の人になります。
・1号被保険者65歳以上 ・2号被保険者40歳以上
②資格の違い
【訪問看護】
看護師や助産師、理学療法士、作業療法士などの専門職の有資格者。
【訪問介護】
介護福祉士、介護員養成研修修了者など。 ※医療の知識を持った専門職者ではありません。
③サービスの違い
【訪問看護】
健康状態の観察、療養生活の相談(疾病予防、病状悪化の防止、介護相談など)、リハビリテーション、点滴や注射、医療処置(創処置、ストーマケア、経管栄養など)
お薬の管理、主治医への報告や相談、緊急時の対応(主治医への報告、必要な治療の開始、受診や入院の準備、救急搬送)、自宅での看取り、死後の処置など医療行為を含む様々なケアを行います。
また、生活支援として入浴や食事、排泄の介助、散歩や外出支援、通院の調整なども行います。
※ 掃除や洗濯、調理、買い物などの家事はできません。
【訪問介護】
排泄、入浴、食事などのお世話(身体援助)、調理、洗濯、掃除、買い物などの家事(生活援助)をおこないます。
※身体援助として行われる排泄、入浴、食事のケアは訪問看護師も行うケアです。
健康状態が安定しない方、治療の管理が必要な方、医療的な処置が必要な場合は訪問看護を利用します。
※ 訪問介護は、インスリン注射や点滴、痰の吸引、褥瘡(床ずれ)の処置などの医療行為は行いません。
※ 訪問介護は、日常的に必要ではない行為(床のワックス掛け、庭の草むしり、ペットの散歩など)はできません。
※訪問介護は、原則本人のみに行うサービスであり、本人以外の家族の食事を作ること、家族の部屋の掃除や家族の衣類の洗濯など家事の代行はできません。
まとめ
今回は、訪問介護と訪問看護の違い、①受ける人の年齢の違い、②資格の違い、③サービスの違いについて説明しました。次回は、④費用の違い、⑤時間や回数の違いについて説明します。
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